養眞堂

* 住所:尚州市洛東面ヤンジンダンギル27-4
* 文化財指定:地方有形文化財第85号(1975.12.20指定)
この建物は黔澗(ゴムガン)趙靖(チョジョン)先生の居所として養五眞の意を取り堂名としたものであろう。
この建物は若干斜めの地形をそのまま利用し、正面は9間もあり、高床型で南方の多湿地域の住居型のウランに類似している。
本来はロの字型だったが、今は左右が少し違うコの字型のような形になった。
左側には倉庫、右側には部屋を作り、正面の左3間も部屋であり、右側は縁側、屋根は寄棟造になっている。
尚州郷校大成殿

* 住所:慶尚北道尚州市新鳳2ギル111
* 文化財指定:地方有形文化財第155号(1982.2.24指定)
郷校は尊賢、育英の現場である。
尚州は古都であり、熊州であって郷校が早くから作られていたのであろうが、その創建の年代は不明である。
1426年(世宗8年)、判牧の?゙致(チョチ)が南楼を建て、1485年(成宗15年)には牧使の姜亀孫(ガン・グソン)が成殿と斎楼を再建したことは郷史から解る。
任乱により完全に消失したものを復元して今日に至る。
商山館

* 住所: 慶尚北道尚州市慶尚大路3123
* 文化財指定:地方有形文化財第157号(1982.2.24指定)
別名客館とも言う。
殿牌(王を象徴する木の牌、地方の客舎に殿字を刻んで立て、そこの官員が拝礼する木の牌)を安置し、牧使が赴任してくるとこの町で無事でお勤めができるように祈り、正月や満月の日には京の方向に向かって王の長寿と健康を祈る向闕望拜(ヒャンガルマンベ;王のいる宮殿の方向に向かって拝めること)の儀式が行われた。
また、国を挙げての慶事や弔事などが起きると官員全員がここに集まり参拝した。
他に使者の宿としても使われた。
尚州民謡

* 住所:慶尚北道尚州市草山1ギル56
* 文化財指定:地方無形文化財第13号(1989.5.13指定)